- 作品をたくさん作っているのに、なかなか売れない…
- SNSで作品を公開しても、フォロワーが増えない…
など、悩んでいませんか?
素敵な作品であっても、お客様に見つけてもらえなければ売れませんし
見つけてもらっても、お客様のニーズに合ってなければ売れません。
「作品が売れる」ということは、全てが噛み合ってこそなんですね。
売れるハンドメイド作家になるには、
「自分の作りたいもの」と「お客様が求めているもの」
のちょうど良いバランスを取りながら創作して販売するのが大切です。
自分が作りたいものだけ作っていませんか?
「売れてるジャンルだから」といって興味ないのに作っていませんか?
どちらに偏ってもうまくいかないことが多いです。
さらに「多くの人に見てもらう」機会を増やさなければ
作品自体を知ってもらうことすらできません。
ではどんなことが必要なのでしょうか?
自分が楽しめる&売れるジャンルを探す
自分が作りたいと思ったもののジャンルが人気のジャンルかどうか?
をminneやCreemaなどのハンドメイドサイトで調べてみて下さい。
メルカリやヤフオクも参考になるかもしれません。
それと同時にランキングで売れている上位の作家さんの作品を
片っ端からチェックしてみると良いと思います。
自分が作りたいジャンルと、売れているジャンルが一致するなら、
いい感じなので、そのまま進めるといいですね。
違っていたら人気のジャンルと作りたいものとを
掛け合わせて何か作れないか?と考えてみると良いでしょう。
例えば「レジンで何かを作りたい」と思っていて、
ランキングで「ピアス」が人気ならば、
レジンのピアスを作る。といった具合です。
また、人気のジャンルは競合も多いので、
フツーの商品を作っても埋もれてしまって見つけてももらえません。
何か自分のオリジナルとなるアイデアをプラスして、
自分なりの付加価値を加えてみましょう。
「お客様が求めているもの」×「自分のオリジナリティ(差別化)」
を掛け算したものが売れる商品のポイントです。
お客様が欲しいと思うもののヒントは、
すでに売れている作品のなかにありますよ。
ジャンル決めや作品の方向性は、
これらのことを参考にしてみてください。
わかりやすいショップ名をつける
ショップ名や自分の屋号は覚えやすいものにしましょう。
読み方のわからない英語の名前や
分かりにくいアイコンは印象に残りません(汗)
読みやすくて短い日本語の名前がおすすめです。
2つの言葉を組み合わせた造語なども、
自分の作品のコンセプトを表現しやすいですね。
同様に、ショップのアイコンやプロフィール画像も
作品や自分のイメージが伝わるものにしましょう。
アイコンも顔写真やロゴが良いです。
とにかくお客様の印象に残るようにすることが大事ですよ。
商品はわかりやすい名前にする
オシャレな名前を付けたいお気持ち、わかります…。
でも、売れるためにはオシャレ感より分かりやすさが大事です。
というのも、商品名だけ聞いてもピンと来ない名前より、
作品のイメージが分かるほうがわかりやすいですよね。
ショップなど、ネットで探すときも
検索しやすいキーワードが入った名前のほうが見つけてもらいやすいです。
例えば、「イルカ ペンダント」などのキーワードで探した時、
「シャインオーシャンブルー」みたいな名前よりも
「トロピカルイルカペンダント」のほうがどんな作品かわかりやすいですよね?
検索をかけられたときに検索エンジンに引っかかりやすい
キーワードを作品名にいれるのもコツです。
説明文はなるべく詳しく書く
作品の説明文は、素材の詳しい説明やどんな意図を持って作ったかなど、
作品に関する情報をなるべく詳しく書いておきましょう。
ハンドメイド作品が欲しい人は、ハンドメイドならではの
オリジナリティや温かみを求めていることが多いです。
そうしたお客様のニーズとあなたの作品への想いがマッチするよう
スペックだけでなく、想いも書いておきましょう。
また、写真で見るとサイズ感が分かりにくいので、
正確なサイズや別のものと比較した画像などがあると良いです。
どんな人におすすめか?も書いておくと、
お客様も選びやすいです。
ただし、長文で見にくいと逆に読む気が失せてしまうので、
みやすさを重視した書き方を工夫しましょう。
文章のパクリはダメですが、
売れている作家さんの商品説明は参考になります。
他の作家さんをお手本にして説明文を練ってみてくださいね。
ハンドメイド作品が売れるかは7割写真
いくら素敵な作品でも写真写りがよくないと、
その作品がよく見えません(涙)
逆に作品をより良く見せるためにも、
写真を上手に撮ることが大事です。
とはいえ、一眼レフカメラなど高価なカメラや技術は不要です。
最近はスマホのカメラや無料のスマホアプリで
十分なクオリティの写真が撮れますよ!
写真を撮るときは、次のような点に気をつけると良いです。
自然光を使う
午前中から正午過ぎまでの明るい日差しが入る時間がおすすめです。
人工の照明でも良いのですが、
やはり自然光のほうが雰囲気の良い写真が撮れるのでおすすめです。
太陽の光も午前中と午後で色合いが変わってきます。
午前中の光のほうがクリアな光ですが、
午後になると柔らかく黄みがかった光になります。
ショップやインスタにアップするなら、
午前中のクリアな光のほうが良いでしょう。
光加減を調整する
光の当たり具合を調整するには、レフ板があると良いです。
自作でも、厚紙にアルミホイルをはった板を使えば
光が分散して当たるので均一に光があたってキレイに撮影できます。
小物を使って引き立てる
観葉植物やドライフラワーなどを添えるとナチュラルな雰囲気が出て良いです。
背景は白が使いやすいですが、白っぽい作品のときは黒背景にしても良いでしょう。
小物でご自身の作品の世界観を出せるので、
ここが他の作家さんとの差別化にもなりますね。
SNSならば、どんなふうに撮影したらイイネや良い反応がもらいやすいか?
を考えて写真を撮るようにしてみてください。
ページや全体に統一感を出す
写真に関連しますが、作品の世界観に合わせた雰囲気にしましょう。
例えば、作品をどれも同じ角度から写真を撮ってみたり、
色味を合わせると統一感がでるので良いです。
個々の写真がキレイに撮影できたら、
全体の雰囲気も考えてページを作っていきましょう。
まとめ
売れるハンドメイド作家になるには、
「自分の作りたいもの」と「お客様が求めているもの」
のちょうど良いバランスを取りながら創作して販売するのが大切です。
自分の作りたいもの優先だと、需要がなければ売れませんし、
売れているジャンルだからという理由で始めても、
作っていて面白くなければやる気が続きません…
収入も大事だけど、ハンドメイドが好きという気持ちが一番大切。
収益の戦略ばかりを考えているよりも、
楽しむ気持ちをもって作っている作家さんのほうが結局うまくいっています。
ただ、ある程度の戦略がなければ、
商品が売れず利益も上がらないので、やる気も下がってしまいます。
私もネットでモノを売る(アフィリエイト)をやっていますが、
興味なかったジャンルでも、売れて利益が上がると、
楽しくなったりするんですよ(爆)
やっぱり、売上が上がると、
少々興味がなかったとしてもやる気が出るものです(笑)
好きを優先することと、売りを優先すること、
その両方のバランスを取りながら作品を作っていくことが
売れるハンドメイド作家になる方法だと思いますよ!