ハンドメイドは副業で稼げるのか?と言えば、
答えは「イエス」です。
ただし、本業にするほど稼ぐのは大変なので、
お小遣い稼ぎくらいの金額なら難しくはありません。
ハンドメイドの需要は伸びていますし、
自宅でできるのでチャレンジするハードルも低いです。
材料を買ってきて、気軽に始められるのが
ハンドメイドのメリットですね^^
ハンドメイドを販売できる環境も整ってきているので
以前よりかなり参入しやすくなりました。
戦略を立ててコストを抑えられれば
本業にステップアップすることも十分可能ですよ。
ハンドメイドの副業で稼げる金額や稼ぎ方などを
ぞれぞれご紹介しますね。
ハンドメイドの副業で稼げる金額の目安
稼ぐ金額の目安は月に数千円~3万円くらいまでが一般的かと思います。
ある程度、数を作らなければ稼げないので、
ご自身がどのくらいのペースで制作できるか?
によって金額も変わってきます。
ここで言う「収入」は「売れた金額」ではないので注意してくださいね。
ハンドメイドを販売するには材料費もかかりますし、
販売サイトで売ったとしたら手数料がかかります。
商品を発送したら送料もかかりますし、
梱包材も必要になってきます。
売上からそれらの経費を全て差し引いた金額が「収入」ですので、
商品にかかるコストも意識しておきましょう。
ハンドメイドで月に数万円以上稼ぐには戦略が必要
・お客様が求めているものを作る
ハンドメイド作家さんが意外と盲点になっているのは、
「お客様が求めているものを作る」ということ。
ついつい、自分が作りたいものを作っていませんか?
自分が「この色が良い」「このデザインが可愛い」
そう思って作るのは当然ではありますが、
それがお客様にとって求められているとは限りません。
始めのうちは、いろんな商品を作って
市場をリサーチしてみましょう。
1つの商品でも色を変えたり、素材を変えたり、
バリエーションをたくさん作って販売してみると良いです。
「ピンクが売れると思ったけど、実際はブルーが人気だった」
「お花のモチーフが良いと思ったけど、フルーツ柄が人気だった」
など、売れ筋からお客様の求める傾向が分かってきます。
・経費を低く抑える
ハンドメイドは自分で材料を調達して作品を作るので
材料費が安ければ安いほど、利益は増えますよね?
品質を落としすぎてチャチな商品になってはいけませんが
一定の品質を維持しながらコストは下げたいものです。
そのためには、材料を安く仕入れることも大切です。
良い材料を安く購入できる場所を見つけておきましょう。
また、販売する場所での手数料も抑えるよう研究しましょう。
イベントや店舗に出品させてもらうと、
場所代や参加料などがかかってきます。
また、ネットで売る場合でも販売サイトによって
販売手数料も違ってきます。
経費を少なくするためには、
なるべく手数料が安い場所で売るようにしましょう。
ただ、最初は手数料だけの比較では分からないこともあります。
手数料は安くても誰も人が来ないような場所では出店しても売れません。
少々手数料は高くても、集客力がある場所でよく売れる場所なら
手数料に見合った利益が得られることもあります。
最初のうちは、自分の商品はどこでどのくらい売れるか?
をつかむためにも、いくつもの場所で出店してみると良いでしょう。
・値段を安く付けすぎない
ハンドメイドを始めても、
最初はあまり高く値段を付けられないかもしれません。
ただ、スキルが上がって良い商品が作れるようになったのに
安い値段で売り続けるのはおすすめしません。
人間の心理として「安かろう悪かろう」という考えがあります。
特に女性は、あまりに安すぎるものは、
逆に「安っぽく」感じて避けてしまうこともあります。
あなたも素敵な作品だと思ったら、
ちょっと値段が高くても買おうと思いませんか?
作品に見合わない高額を付けると売れませんが、
安すぎる値付けをしないように気をつけてくださいね。
・おまけを付けるなど+αのサービスをする
商品とともに+αのサービスを加えると
お客様がリピーターになってくれる可能性が高まります。
稼ぐためには販売数を増やさないといけませんが、
新規のお客様ばかりを増やし続けるのは難しいもの…。
できるだけ、リピーターになってもらえる工夫をすれば、
収入も安定してきます。
例えば、余裕があるうちは、
手書きのメッセージをつけるのも良いですね。
いちいち手書きは難しい…という場合は、
手書きのメッセージカードをコピーしたものでも違います。
ご自身が簡単に低コストで作れるちょっとしたものなどを
商品に添えて付けてあげると喜ばれます。
おまけの商品は大したものなくて全然OK!
しおりとかコースターとか、
そんな「ちょっとしたもの」でいいんです。
「おまけをつけてくれた」ということが得した気分になって
心遣いが嬉しいと感じるものなんですね。
「稼ぐこと」を目的にし過ぎるのは禁物
ハンドメイドは稼げるのか?をテーマにお話していますが、
「稼ぐこと」を目的にしすぎるのも良くないです。
売ることばかりを考えて、作品作りが苦痛になったり
自分が素敵と思う商品が作れなくなってしまっては本末転倒です。
ハンドメイドを始めたいと思ったのは、
「モノづくりがしたい」という思いがあったからではないでしょうか?
素敵なハンドメイド作品を見て、自分も作ってみたい
という思いからスタートしている方がほとんどだと思います。
その「作る楽しみ」をいつの間にか忘れてしまうと
作業が苦痛になってしまうかもしれません。
楽しく作ることと、商品が売れることのバランスが
上手に取れるように意識してみてくださいね。
まとめ
ハンドメイドで副業は稼げますが、
「副業」ほどの収入を上げるためには戦略も必要になってきます。
収入を上げるには、コストを抑えたり、売れる場所を探したり
リピーターを増やすなど、制作以外の労力も必要です。
それらがうまく噛み合えば、副業レベルではなく、
本業レベルの収入を得られる可能性も十分にあります。
まずは、自分が楽しく作って
販売できるようになることを目指してみてくださいね。